サウンドナビ!今度はプレミ!!★DIATONE NR-MZ60PREMI★
過去2台に取り付けたのはレギュラーモデルでしたが、
今回は当店初のプレミアムモデルの装着となりました!!
DAIATONEサウンドナビ!
NR-MZ60PREMI!!
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/nr-mz60/index.html
箱もプレミアムモデルっぽくちょっと高級感がありますね。(笑
最近の市場に出回っている大半のナビとは全くコンセプトの異なる商品です。
大画面や低価格をウリにするのではなく、高音質にこだわった異質のモデルです。
オーディオに興味が無い人からすれば、「三菱で高音質って?」と思うかもしれませんね。
でも三菱電機にはDIATONEっていうハイエンドオーディオのブランドがあるんです。
16cmの2Wayセパレートながら1ペアで50万円もするスピーカーやら、
80万円もするデジタルプロセッサーなんかも発売しているんです。
ホーム用では1本で100万円もするようなスピーカーもあるそうなんです。
左右に置くとすれば200万円ですよね・・・
そういったハイエンドオーディオで培った高音質技術を惜しみなく投入したのがこのモデルです。
あるオーディオショップの方によれば、
通常ではとても考えられないようなコストをかけているんだとか・・・
やはり会社が大手なんでそんなことが可能なんでしょうかね~?
ウラをかえせば、価格以上のクオリティーの商品ってことになりますよね?
元々持っている素性が良いもんですから、そのままポン付けでもイイ音が出ます!
このナビのスゴイところはその上に調整機能が充実しているんです。
その機能は後で説明しますね。
ハードとソフトの両面で高音質のためのシステムを作り上げてるんですね。
装着したクルマは・・・
タント・カスタム!
サウンドナビの装着車としては、新型ムーヴに続いてダイハツのKカーが2連チャンです。
このクルマも新車で納車ホヤホヤです。
オーナーさんは以前のクルマでも純正ナビに外部アンプを接続したりしてたんですが、
やはりヘッドユニットが純正だと限界がありますよね。
そこで今回は最初から高音質を狙ってのサウンドナビの投入です!
で、いきなり装着後の写真ですが・・・(笑
レギュラーモデルとの外観上の違いは、モニター廻りのフェイスの色です。
高級感のあるブロンズカラーになってます。
レギュラーモデルを装着した過去の2台はコアキシャルの2Wayスピーカーでした。
今回はツイーターがセパレートになっている2Wayスピーカー
カロッツェリアTS-C1610AⅡ をチョイス!
サウンドナビは「純正スピーカーでもイイ音が出せる!」ってことが好評価に繋がってますので
トレードインスピーカーでもかなりの高音質が望めるんですよね~。
高級スピーカーを付けるほうがさらにイイ音が望めますが、
そうなると外部アンプやらなんやらで金額が跳ねあがっちゃいますから・・・
ツイーターはダッシュボード上にマウントしました。
コアキシャルはウーハーとツイーターが同軸上になるため、
音の出方のバランスは良いのですが、取付け位置によっては高音が聞こえにくくなります。
ドアマウントのスピーカーだとどうしても下の方に付いちゃいますからね。
そうなると車内の反射やシートやマットの吸収で高音が耳まで届きにくいんです。
その点、ダッシュ上だと耳まで遮蔽物はありませんからね。
ツイーターが上に来ると音場が上がってくるので、臨場感も増す効果もあるんです。
ただ「高音がキンキン来るから・・・」ってことで嫌う方もいますが・・・
そこはサウンドナビの調整機能でバッチリ仕上げることができちゃうんですよね~~!
当然ながらウーハーはドアにマウントします。
前回のムーヴもそうでしたが装着位置がけっこうドアの上部になってます。
「なかなかやるな!ダイハツ」ってカンジですか?(笑
これもあってムーヴはコアキシャルをチョイスしたんですけどね。
ドア内部の開口部は一般的なクルマと同じ構造ですよね。
そこでトレードインスピーカーと言えば・・・
いつもの高音質インナーバッフル・ハイグレードパッケージを使って
ドアを音響チューニングしてやりました!
トレードインスピーカーを装着している方にはコレはオススメですよ!!
驚くほどに音が変わりますから、まあいっぺん騙されたと思って使ってみてください。
トレードインスピーカーっていうのは高級スピーカーのようなマグネットの駆動力がありません。
さらに内蔵アンプと組み合わすことが多いんでパワーも小さいんですよね。
そんなシステムで本格的なデッドニングをやると低音がやせる場合があるんですよね。
ドア内部の密閉性が良くなることで、スピーカーのコーンが動きにくくなるのが原因です。
ところがこのシステムはドア内部のビニールシートを密閉材として使うんです。
開口部分のビニールに「遮音シート」を貼ってビビリを抑え、
「防振パット」を内張りで挟むことでビニールを抑えつけるんです。
これによりドア内部での空気の動きをある程度残してくれることになります。
そのためスピーカーのコーンもちゃんと動くことができるんですよね。
もちろんセットで入っているインナーバッフルの高剛性もエエ仕事をしてくれます。
リアスピーカーは カロッツェリアTS-STH700!
このクルマの純正リアスピーカーはトランクの両サイドに付いています。
位置が低いんでリアシートの背もたれに隠れちゃってるんですよね。
これだとフロントシートまでは音は届きません。
そこでサテライトスピーカーをチョイスしました。
ミニバンとかでもサテライトスピーカーを装着する方は多いですね。
まあ、純正の構造的欠陥を補うにはこれしかないとも言えますが・・・
大加工するのを前提にすれば他にも方法はありますけどね。
このスピーカーは指向性が無いので、上下両面から360°音が広がります。
フロントシートでもリアシートでも聴き心地が変わらないんです。
本体は小さめなんでパワー感は望めませんが、
邪魔になることも無いしけっこうイケてるんじゃないかと思いますよ。
ブルーのイルミも付いてるんでオシャレですしね。
さて、それではサウンドナビの調整機能を紹介します。
まずはクロスオーバーの調整画面です。
通常この調整っていうのはマルチアンプシステムじゃないと出来なかったんです。
ところがこのナビではパッシブ接続のスピーカーでも調整できるんですよね~。
じつはコレってかなりスゴイことなんですよ!
しかも左右独立でクロスオーバー周波数やスロープが変えれますし、
それぞれのゲインも調整できちゃうんです。
マルチアンプでもシステムによっては左右独立では出来なかったりしますからね~。
この機能はレギュラーモデルにも装備されています。
今回はパッシブの2Wayスピーカーでしたので画面はレギュラーモデルと一緒ですが、
プレミだけに装備されている機能もあるんです。
メーカーの見本画面ですが・・・
マルチ+パッシブ接続やパッシブのみ接続で、フロント3Wayのコントロールも可能!
まあ、フロント3Wayなんて組む人は少数派でしょうけど・・・
続いてはタイムアライメント!
この機能は最近では他社のナビでも調整できる機種は増えていますね。
でもサウンドナビならではのポイントがあるんです。
クロスオーバーと同じくパッシブ接続でもウーハーとツイーターが
別々にコントロールできちゃうんですよね。
そのためウーハーとツイーターを離れた場所にマウントしても
音のバランスをバッチリ調整できちゃうんです。
なので高音がキンキンこないセッティングも可能ってことなんですよね。
この機能もプレミだと・・・
3Wayの調整ができちゃいます!
2Wayスピーカーにはコアキシャルがありますが、3Wayだと構造上無理です。
ウーハー・ミッド・ツイーターをそれぞれ別の場所にマウントするようになりますから、
このタイムアライメント機能はメチャクチャ重宝しますよね。
せっかくの高級スピーカーでもバランスが取れないと台無しですから・・・
今までならインストールの手法でこのバランスを合わせるしかありませんでした。
そのため取付けに手間と時間がかかり工賃も・・・
プレミならその問題も解消です!!
って3Way付ける人は少数派なんですけどね。(笑
スピーカーの絵の部分に赤い斜線が入っているところがありますよね。
これはそのスピーカーの出力を止めている状態なんです。
つまり右のツイーターだけとか、左のウーハーだけを鳴らすことが可能なんです。
通常の使用時には全く意味の無い機能ですが、セッティングする時には重宝するんですよね。
最後にイコライザーです!
フロントは31バンドの調整が可能なんです!!
しかも左右独立で!!!
レギュラーモデルはフロント・リア・左右共通の10バンドになります。
通常のイコライザーのように4つのスピーカーが一緒に上下するってことです。
個人的にはコレがプレミの一番のポイントだと思ってます。
他の機能はフロント3Wayのシステムにしなければレギュラーモデルと同じですから。
ただ、ここまでの高機能になると聴感でのセッティングはまず不可能でしょうね。
よっぽど耳の良い人なら可能かもしれませんが、もう超人の領域?(笑
ウチでは車内にマイクを設置して音響特性を測定します。
その測定結果に合わせて調整していきます。
って言うのは簡単なんですが・・・
測定して、調整して、また測定して、って作業を何回も繰り返すんです。
そうやって少しずつ追い込んで理想的な音響特性に持っていくんですよね。
まず一発で決まることはありえないんで、丸一日かかったりすることもあるんです。
でもその結果は確実に反映されますからね~。
調整後のイイ音を聴くと苦労も吹っ飛んじゃいますね!
コレもメーカーの見本画面です。
注目してほしいのが、色が変わっている200Hzの部分。
左はマイナス方向に調整してあって、右はプラス方向になっていますよね。
他の周波数でも左右でプラス・マイナスが逆転しているところがけっこうあります。
コレは見本だからこういうふうにしてあるんじゃないんです。
実際の調整でもこういったパターンはけっこうあるんですよね~。
スピーカーの特性や、装着位置、取付けの向き、といったさまざまな要因で
左右のスピーカーから聴こえる音が変わってくるんです。
運転席と助手席ではダッシュの形状も違いますし、ハンドルも片方にしかありません。
そのためスピーカーから出た音の反射や吸収の具合も左右で違うんです。
ある周波数は左が強かったり、右が強かったり、けっこうバラバラだったりします。
この機能があれば左右を均等に聴こえるように調整が可能なんです。
これだけでもプレミを買う価値はあると思いますよ~。
まあ、調整がきっちり出来ることが前提の話しにはなりますが・・・
リアのイコライザーは10バンドです。
それでも左右は独立で調整できるようになってます。
リアスピーカーはフロントに比べれば重要度は低いですが、
車内の空間を考えると遮蔽物などに邪魔される可能性も高いですからね~。
リアも左右独立っていうのはけっこうアリな機能です。
今までに無かったコンセプトの影響で全国的に人気が出ているようです。
やはり高音質を求める潜在的な要望は多かったんでしょうね。
価格はレギュラーモデルが ¥168、000!
調整機能以外のハードはプレミアムモデルと同じ物です。(フェイスの色は違いますが・・・)
ポン付けでもイイ音が出ますんで、こちらでもかなりの高音質ですよ!
プレミアムモデルが ¥210、000!
最近のメモリーナビに比べれば少々お高い価格ではありますが、
少し前に主流だったHDDナビとはさほど変わらないレベルの価格ですよね。
この価格で驚きのイイ音が手に入ると思えば、けっして高くはないと思いますよ!
おひとついかがですか!?(笑
岡山県倉敷市の「田舎のタイヤ屋さん」です。(笑
軽トラのタイヤ交換1本から、オイル交換・インチアップ・カーナビなどをはじめ
ドレスアップやローダウンもおまかせください。
ハードなチューニングやエンジン・MTなどのオーバーホールもやってます。
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超進化剤NT-1、塗る進化剤ミスリル、冷却系進化剤ZOMAも取扱っています。
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by AutoReference | 2013-04-07 16:45 | ナビ&オーディオ | Comments(0)