車載専用ビアサーバー!...
梅雨明けしたと思ったら、連日の酷暑でまいっちゃいます。
週末ぐらいからやや暑さは和らぐみたいですが、それでも30℃オーバー...
こう暑い日が続くと楽しみはやはり冷たいビール!
仕事で汗かいて帰ったら、よく冷えたビールをキュ~~っとネ!
先日来店したクルマにスグレモノが装備されていました。
それは・・・
車載専用ビアサーバー!
これさえあればドコでも冷たいビールが楽しめますね~~。
海岸線にクルマを止めて、夕日に染まる海を眺めながら1杯!
山のおいしい空気をツマミに景色を眺めながら1杯!!
いいですよね~、まるで映画のようなシチュエーションです......
って言うのはウソですが・・・
そもそもクルマにビアサーバーって飲酒運転のもとになっちゃいそうですしね。
じつはコレは燃料供給関係の装置なんです。
このデカいタンクはビアザーバーじゃなくてコレクタータンクと言います。
本来の燃料タンクからこのタンクに一旦燃料を溜めておくための物なんです。
そしてその横にあるこれまたデカめのポンプでエンジンに燃料を送る仕組みになっています。
(しかもポンプは2機がけじゃし・・・)
なんでこんなシステムが必要なのかと言いますと・・・
エンジンをチューニングしてパワーを出すっていうことは、燃料も多く必要っていうことです。
ノーマルの燃料供給システムではタンクからポンプで吸い上げて送っています。
ところがこの方式だと瞬間的に燃料が足らなくなることがあるんです。
ハイパワーにイジってるエンジンですから、瞬間的な燃料のカラ打ちは致命的!
即エンジンブローってこともありえるんですよ!!
そこで一旦コレクタータンクに溜めることでカラ打ちを防いでいるんです。
そしてこのタンクからならポンプの2機がけなんてこともできますから、
より燃料が必要な仕様になっても対処できるってことなんです。
それにしてもここまでデカいコレクタータンクは初めて見ました。
これだけの燃料が必要なエンジンって・・・
スープラの2JZでした!
タービンもデッカイのが付いてますね~。
オーナーさんは700PSとか800PSとか訳のわからん数値を言ってました。(笑
いやはや、どんなパワーなんでしょうね?
ここまでのパワーだからこそ、あれだけデカいタンクが必要なのか! と、納得!!
まあ、普通のクルマには縁の無い装備ではありますね。
個人的にはビアサーバーのほうが良かったりして....
by AutoReference | 2010-07-23 13:46 | 今日のオートリファレンス | Comments(0)