黄金時代の終焉!★全日本フィギュア★
髙橋大輔選手を
ソチ五輪代表に選んでくれて
ありがとうございます。
まあ、最初にお礼を言っとかないとね、一応。(笑
いろんな意味で歴史に残るであろう大会が幕を閉じ、
ソチ五輪の代表選手が発表になりました。
男子は羽生・町田・大輔の3選手。
3位で表彰台に上がった小塚選手は惜しくも落選となりました。
織田の殿さまと無良君は表彰台を逃したため、その時点で対象外でした。
でも、今期の活躍を見れば順当な顔ぶれだと思います。
全員がメダルを狙える実力がありますからね。
Pチャンの調子遺憾によっては表彰台独占もありえます。
アイスダンスはキャシー・クリスのリード姉弟。
アメリカ人とのハーフですが、国籍は日本なんです。
ペアは高橋・木原組。
個人戦での出場資格は取れなかったんですが、
今回から始まる団体戦要員として選出されました。
そして女子シングルは・・・
真央ちゃん・あっこ姉さん・かなこちゃんの3人です。
私の希望通りのメンバーとなりました。
それはそれで良かったのですが・・・
今回SPが終わって「あっこ姉さん、けっこう点を貰ってるな!?」と思いました。
たしか70点台に載せてきたのは初めてだったはずです。
まあ、演技自体は良かったんで納得の点数ではありましたが・・・
各国の国内選手権って、どこの国もけっこう点数が大盤振る舞いなんですよね。
今回男子で羽生君が297.80って点数で世界歴代最高点ってTVで言ってましたが、
一昨年のカナダ選手権でPチャンは300点越えてます。(笑
あくまでも公認記録はISU主催の大会のみで、
国内の選手権は参考記録でしかないんですよね。
それでも五輪シーズンともなれば自国の選手に箔を付けようとしてか、
爆盛り点を付ける国が多いんですよ。
ところが今まで日本だけは世界大会よりも厳しい点数だったんですよね。
それなのに・・・
まあ、男子の羽生君は難しいエレメンツを並べて基礎点が高いですから、
得点が高くなるのもあり得ます。
(それでもGPFから急に上がってますけど・・・)
今回女子のFSでは・・・
第3グループまでは今までどおりの全日本基準だったように思います。
ところが最終グループが始まって第1滑走の宮原選手がいきなり190点オーバー!
自己ベストを10点も更新しました。
そして続くあっこ姉さん。
彼女はSPが良かった時にはFSでやらかすことが多いので心配でした。
やや慎重になってるようにも見えましたが、大きな失敗もなく進んでいきます。
私は途中であっこ姉さんの代表入りが確信できて、
演技を見ながら自然と涙が出ていました。
カミさんから「泣きょうるし~~!」とちゃかされながら・・・
で、発表された得点は 215点オーバー!
いやいやありえんじゃろ~~!
真央ちゃんでも出したことの無い点数ですからね!!
いくら何でも盛り過ぎですよ、おバカなスケ連さん!!!
その後今井遥ちゃんもノーミスで自己ベストを20点ほど更新。
心配していたかなこもノーミスで自己ベストを10点以上更新。
かなこが滑り終わった時には200点オーバーが予想できました。
で、真央ちゃんは3アクセルを2本とも失敗して3位でした。
なんだかおバカスケ連があっこ姉さんを優勝させようと仕組んだようにも思える結果でした。
13回目の出場で初めての優勝をあっこ姉さんにプレゼント?
真央ちゃんは何回も優勝しているし、かなこは来年以降にチャンスがあるし・・・
引退を表明しているあっこ姉さんにはラストチャンスでしたからね。
でもそれならそれで、もっとウマイやり方があっただろうに・・・
かなこを195点ぐらいで、あっこ姉さんを202点ぐらいにしとけば疑問もおきないのに。
まあ、それだと真央ちゃんが3アクセル2本決めればブッちぎられますが・・・
ノーミスの演技をした選手が多く、感動させられたのになんかケチが付いて残念です。
来年以降も現役を続ける選手にとって、今回の高得点が重圧にならなければ良いのですが。
たぶんTVとかでは自己ベストは・・・って引き合いに出されるでしょうからね~。
そして最終日はエキシビションでした。
全てのプログラム終了後・・・
織田の殿さまが当日限りでの引退を表明しました。
四大陸選手権への派遣メンバーに選ばれていましたが、
若い人にということで辞退したようです。
殿さまらしく最後まで泣き顔で!(笑
あっこ姉さんの優勝が決まった時には本人より先に泣いてましたもんね。
自分のことで泣き、人のことでも泣く。
本当に優しいイイやつだったんですね。
大輔と二人で日本の男子フィギュアを引っ張ってきた功労者です。
私も時々イジってネタにしたことがありましたが、ごめんネ。
フィギュアを楽しませてくれてありがとう!
お疲れ様でした。
大輔・殿さま・小塚の3人トリオは好きだったなあ~。
残る羽生君たちにはここまでの感情移入はできないかもしれませんね。
そしてもう一人。
安藤美姫ちゃんも引退です。
出産後、ソチを狙うって聞いた時には無謀な挑戦だと思いました。
予選となった東日本選手権のSPを見た時にはその劣化に愕然としました。
だって2度目の世界女王になったシーズンの
あの圧勝ぶりと、腰に構えるガッツポーズの印象が強烈でしたからね。
でもちゃんと全日本には間に合わせてきました。
代表入りは無理な出来栄えではありましたが・・・
演技後のインタビューでは
「無難にまとめるのでは無く、自分らしい難しいジャンプに挑戦した!」と。
SPの出来と得点を見てソチは無理だと悟ったそうで、
最後は天才ジャンパー安藤美姫らしく締めくくりたかったんでしょう。
やはり彼女は男前です!!
伊藤みどりさん以降低迷していたフィギュアの人気の復活のきっかけになった美姫ちゃん。
そこに真央ちゃんのデビューと荒川さんの金メダルが相乗効果となり、
今の人気に繋がったことは間違いありません。
お疲れさまでした。
そして楽しませてくれてありがとう。
ソチが終われば、大輔・あっこ姉さんも引退します。
そして真央ちゃんまで・・・
日本のフィギュアにとって大きな大きな一つの時代が幕を閉じるんですね。
私はこの時代に生きて彼ら・彼女らを見られて幸せだったと思います。
皆さん楽しませてくれてありがとう!
ソチで最高の結果がもたらされるように一生懸命応援します。
岡山県倉敷市の「田舎のタイヤ屋さん」です。(笑
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by AutoReference | 2013-12-26 09:35 | フィギュアスケート | Comments(0)