豪雨災害のご報告
当店の所在する倉敷市でも過去に例の無い被害に見舞われています。
幸いに当店は何の被害もなく無事です。
周辺地域も報道されているような大きな浸水もありませんでした。
用水路が溢れて冠水したレベルはあったようですが・・・
常連のお客さんからメールや電話でご心配の連絡をいただきました。
ありがとうございました。
私の自宅はちょっと高いところなので浸水の心配はありません。
ウラの山が近いんで土砂災害の心配はありますが、
今のところ大丈夫なようです。
スタッフMくんは高梁川の近くに住んでいるので大変だったようです。
夜中に地区のサイレンが鳴ったり、
消防車やパトカーが家の前を頻繁に行き来してとても寝られる状態ではなかったと。
近くのイオンモールが立体駐車場を解放しているとのことで、
避難しようかと思ったのですが、すでに大混雑になっていたらしい。
地区の区長さんが高梁川の様子を確認してくれて、
堤防の上までまだ10mほどあるから、
へたに動くより待機したほうが良いということになったそうです。
あの総社の工場爆発では家が揺れたそうです。
慌てて家を飛び出したら近所の人たちも出ていたそうです。
ところがその後何も見えないし聞こえないしで心霊現象か?とも・・・
甥っ子がスマホで検索してわかったらしいです。
私は昨日の出勤前にニュースでチラっとは見てたんですが、
詳しいことは把握していませんでした。
朝の時点では広島の土砂崩れがメインで報道されてましたから。
通勤途中の道は冠水してる可能性が高かったので早めに家を出ました。
やはり通行止めの場所が・・・
ここは数年前の台風被害の時にも通行止めになってました。
交差点の手前の道も冠水していましたが、
数年前の時よりは若干水深は低かったように思います。
いつもはこの交差点を直進するんですが、
通行止めなので右折して吉岡川の土手に廻りました。
このコースも数年前と同じです。
吉岡川はかなりの水位になってました。
ただこの川は 「川」 って名前ですが、ため池のようなもんなんです。
倉敷川の支流なんですが、海に直接流れ込んでいません。
農業用水確保のため児島湾を堤防で締め切って造られた児島湖に流入しています。
さらに県北からの水は高梁川が一手に引き受けており、
この川は周辺地域の雨水だけが流入しているわけです。
なので、この水量でも濁流はおろか川の流れさえほとんどありません。
児島湖の水門を開ければ水位は下がるんですが、
さほど大きな水門ではないので排出量も限られているんですよね。
それに満潮時には逆流するので水門は開けられないんです。
なのでここまで水位が上がっちゃったんでしょうね。
田植え時期で元々水量が多かったのも影響したかもしれません。
堤防の外側はご覧のありさまで・・・
川の水位が高いので用水路の排水が出来ず溢れてしまっています。
手前は池ではなく本来は田んぼなんですよね。
ここも数年前に同じ状況でした。
ただ数年前の教訓が生きていたのか、
吉岡川の土手はクルマがたくさん停めてありました。
近所の方が夜のうちに避難させてたんでしょうね。
家は動かせないけど、せめてクルマは・・・ってことでしょう。
回り道をしたにもかかわらず、通勤に要した時間はいつもと一緒でした。
抜け道がいっぱいある田舎ならではの強みでしょうかね?
まあ、交通量もいつもより少なかったですが・・・
店に着いてネットを見たら・・・
真備町が水没!
にわかには信じられませんでした。
岡山県は自然災害がすごく少ない土地柄なので、
実際に近くで起こっている光景とは思えませんでしたね。
正面に写っている橋は二万橋だと思われます。
手前(下)の木が水没しているところが小田川です。
木が生えるだけの中洲があるってことから普段の水量が想像出来ますよね。
緑色の堤防の向こうは真備町です。
奥のほうに見える高架は井原線ですね。
その井原線に沿ってメイン通りの道路があります。
この辺りは真備町の中心市街地の一部なんですよね。
それがこの状態です・・・
真備町にお住まいのお客さんが何人もいらっしゃるので心配です。
特に、超稀少な国産スポーツカーにお乗りの方が・・・
住所はこの写真に写ってる地域なんですよね。
人もクルマも無事なことを祈るばかりです。
最初に見た時はコラ画像かと思いました。
もうね、とてもとても・・・
真備町だけでなく・・・
矢掛町も!
これも矢掛町のメインストリート周辺の光景です。
前日から県北でかなりの降水量がありました。
県南はそれほどドシャ降りってほどでも無かったんですけどね。
で、その県北の雨で高梁川の水量が一気に増えたようです。
小田川は高梁川の支流なんですが、高梁川の水の勢いが強かったため、
流れ込むことが出来ず逆流するような形になったみたいです。
真備も矢掛もいつ頃になったら水が引くんでしょうか?
水が引かないことには復旧も何もありませんもんね。
まあ、その前に取り残されてる方々の救出ですが・・・
今日も朝から店の上空をヘリが飛び廻っています。
少しでも犠牲者が出ないと良いのですが。
また大型の台風が発生したようです。
被災地に追い討ちを掛けるようなことにならなければと・・・
これ以上被害が拡大しないことを祈っています。
*追記*
真備町はだいぶ水が引いたみたいですが、
復旧はまだまだこれからが大変だと思います。
当店のお客さんの被害状況もボチボチと・・・
まず、大雨の当日夕方に常連さんがご来店。
真備町の方ではなく、当店のご近所にお住まいなんですが。
なんと駐車場の隣の用水路が溢れて、クルマが床上浸水しちゃったんです。
ローダウンしているわけじゃないんだけど、
スポーツカーなんで元々地上高が低いからですかね~。
幸い、フロアマットが湿った程度だったんで、
ご自分で床一面に新聞紙を敷き詰めて対応しました。
続いては古くからの常連さんお二人から。
お二人とも他の地域に家を建ててお住まいなんで、
ご本人は大丈夫なんですが、ご実家が真備町なんですよね。
お一人のご実家は2階の床上浸水だったそうです。
一人暮らしだったお母さんは早めに避難していたので大丈夫だったそうです。
人的被害が無かったのは不幸中の幸いですね。
やはり早めの避難は重要ですね。
もうお一人の方の実家も同じ地区なんですが、
土手よりも高い位置に建ってるので浸水被害は無かったそうです。
水道は止まっているけど電気は来ているそうです。
ただ農家なんで井戸もあるし米も野菜もあるんで少しはマシなんだとか。
小田川の南側なので堤防は決壊していないんですが、
北側より堤防が低いんで決壊前から浸水しはじめたようです。
同じ地域でありながらちょっとのことで明暗が分かれてますね。
私の実家が床上1mの浸水した時も、
2軒海寄りの家は天井まで浸かり、2軒山寄りの家は床下浸水すら無しでした。
日頃そんな高低差を感じたことは無かったんですがね。
そしてご友人の方(この方も常連さんです。)の安否情報も。
住所はあの水没写真に写っている地区なんですが、
同じくちょっと高いところだったので浸水は免れたそうです。
ただ、電気と水道はやはり止まっているそうで・・・
今後少しずつお客さんの安否情報が入ってくるんでしょうね。
人も車も無事であってくれることを切に願うばかりです。
岡山県倉敷市の「田舎のタイヤ屋さん」です。(笑
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by AutoReference | 2018-07-08 11:10 | お知らせ | Comments(6)
真備町は本当に酷いですね。
排水には2週間くらいかかるようなことをさっきニュースで聞きましたが、早く抜いてあげて欲しいです。
道路案内板の写真は本当に衝撃的です。
まずはMizoさんのお店もご自宅も無事ということで安心しましたが、スタッフさんをはじめ、被災された方々が通常の生活に1日でも速く戻ることができますよう、お祈りいたします。
真備町も一部地域では水が引いてクルマが通れるぐらいになっているようです。
土手沿いにポンプ車が20台ほど並んで排水している映像が報道されていました。
でも、大変なのはこれからなんでしょうね。
真備町出身の常連さんは実家が2階の床上浸水だったそうです。
人的被害はなかったそうで何よりでしたが・・・
今後こういった情報が次々と入ってくるんでしょうかね?
被害に遭われた方は、いったいどこから手を付けたら良いか・・・ と途方に暮れられてらっしゃるのでは無いでしょうか?
こちらも今朝になり、災害対応の依頼が入って来ました。
我が社の施工の責任では無いですが、結構な地滑りで被害の出た顧客がおり、飛んで行って来ましたが、すぐにどうこうできるレベルでは有りませんでしたよ。
まだまだこれから先は長いんでしょうね。
何の被害も無く普段どおりの生活が出来ている私たちは幸せなんですね。
ウチの前の道も真備町への通り道になっているので、自衛隊の車輌や鹿児島県からの給水車などを見かけました。
各地から応援に来ていただけるのはありがたいことです。
ちゃんちゃんさんもお仕事のほうで大変そうですが、この暑さですのでお体には気をつけてくださいね。
今日は姫路の現場に行っていましたが、あちこちで工事などしており、戻りも時間がかかってしまい、会社に戻って来たのは20時前でした。
昨日、中国道を西へ走っていた時でしたが、自衛隊や消防の災害援助の部隊を結構見ました。 東からも沢山応援が行っているんですね。
昨日は兵庫県三木市の職員の方とお話しいたしましたが、金曜日の夜から家に帰れていないとおっしゃってました。 被災者の方々もですが、災害対策に行かれている方も、皆さん、お身体、お気を付けていただきたいですね。
被災地に近いコチラのほうが平常どおりの生活で申し訳ないような・・・
本当に全国各地からの応援には頭が下がる思いです。
近くにいながら私には何も出来ないので、余計にそういった思いになりますね。
まあ、復旧はかなり長い道のりになると思うので、少しでも力になれることがあれば協力していきたいですよね。