大人気!後期ABS換装!★NSX★ O2センサー交換も!!

今回の台風もさほど影響なく過ぎ去って行きましたね。
昨日は風は吹いてましたが、暴風っていうほどでは無かったし・・・
ただ、この暑さは台風の影響なんでしょうね。
そう考えれば影響はあったことに・・・?(笑


さて本日は人気の作業メニューのご紹介です!

クルマは・・・





NSX!






d0156040_1482874.jpg


最近購入されたそうなんです。
趣味用のクルマを探していたら出会ったそうで・・・
年式の古いクルマを所有されるのは初めてなんで不安があるようですが、
ご安心ください! NSXなら当店におまかせあれ!!(笑

NSXを買って、イロイロとネットで調べていたら・・・
「安全のために後期ABSに換装したほうが良い。」という情報があったそうで、
早速ご依頼となった次第です。

なぜ安全のためなのかと言いますと・・・
当時のABSは現在の物とは制御が異なり、
ABSが作動すると制動距離が延びちゃうっていうとんでもないシロモノなんです。
これは他のメーカーでも似たりよったりで、アホABS って呼ばれてました。(笑

特にNSXでは制動距離が延びるだけでなく、
ブレーキペダルがドンドン奥に入っていくという恐怖のオマケ付き!
もう絶叫系のアトラクション並みですよね。(笑

そしてこのワナにハマっちゃうのが新しく購入したオーナーさんが多いんです。
日頃は最近の制御のABSに慣れちゃってますから、
イザという時にパニックに陥っちゃうんですよね。
なので安全のために!ということになるわけです。




d0156040_14214599.jpg


緑矢印 の部分がABSのユニットです!
これがけっこうデカイんですよね~。

黄矢印 はリレーボックスです。
その奥にある黒い円筒形の物はブロアファンのユニットで、
これを一旦取り外して作業を行います。
今回このリレーボックスにもトラブルがありまして・・・
それはまた後ほど。




d0156040_14254165.jpg


ブロアユニットを外した状態です。
ブレーキパイプは 矢印 の辺りを通ってます。
エアコンのパイプやヒーターホースがありますので、
ブレーキパイプの交換はけっこう手間が掛かるんですよね~。
なんせ知恵の輪状態ですから・・・



d0156040_1429826.jpg


RFY後期ABSハーネスキット! 

これが無いと後期ABSに換装することができません。
旧制御CPUのカプラーと新しいABS本体を接続するハーネスです。
もうウチではお馴染みのパーツになりましたね。





d0156040_14315075.jpg


矢印 の物が制御用CPUです。
これのオレンジ色のカプラーを抜いて、先ほどのABSハーネスに接続します。
CPU本体はお役ご免ということになります。




d0156040_1434298.jpg


なのでCPUは外して撤去しておきました。
付いていても何の役にもたちませんし、重りになるだけですからね。(笑





d0156040_14361547.jpg


取り外した前期のABSユニットです!
当時は ABS って呼称は使っていませんでした。
ボッシュだったかが商標を持っていたので、
他メーカーでは違う呼称を使っていたんですよね。

ホンダでは ALB(アンチロックブレーキ)! 
その名の通り、ロックしない だけ のブレーキです。(笑
おかげで制動距離が延びちゃうっていう本末転倒に・・・

大雑把に作動を説明しますと・・・
緑矢印 の電動ポンプでブレーキオイルを加圧して、
黄矢印 のボール状のアキュームレーターに送ります。
このボールの中には高圧のガスが封入されており、
ブレーキオルを加圧したまま蓄えておくことが出来るんです。
で、イザ作動となった時に 赤矢印 のモジュレーターに送ります。

このモジュレーターが制御CPUからの信号によって、
キャリパーへのブレーキオイルを加減圧してコントロールするんです。
ユニット全体が大掛かりなのが制動距離が延びる一因かも?
さらにCPUの演算速度も最近の物よりは遅いでしょうし・・・

このユニットってけっこう故障が多いみたいなんです。
ポンプが常に回りっぱなしになってキュルキュル音が出るとか・・・
で、ユニット交換には20万円以上掛かるそうで、
だったらいっそのこと後期に換装しちゃおう!ってなるわけです。




d0156040_1501329.jpg


後期ABSユニットです。
最近の物とほとんど見た目は変わりませんね。

NSXは14年間も生産していたので、その間に進化しているんです。
それを前期に流用出来るっていうのは、
長い間造り続けていたからこそなんですよね。
台数の売れないクルマに改良を続けていたホンダさんはご立派です。(笑

NSXはバブルの頃に発売されたので、高級車なのによく売れました。
しかしすぐにバブルがはじけて売れなくなりました。
なので恩恵を受ける初期型が圧倒的に多いってことなんです。





d0156040_1582199.jpg


前期後期のユニットの比較です。
真ん中あたりのアルミブラケットは再使用していますので、
大きさの違いが比べやすいと思います。
後期型はかなりコンパクトになっていますよね~。




d0156040_1512842.jpg


今回もマスターシリンダーは新品に交換します。
パイプを通すのに一旦取り外しますから、別途工賃は必要ありませんので。
過去に交換履歴が無いのなら一緒に換えておいたほうが良いでしょうね。




d0156040_15152121.jpg


ABSユニットを装着したらブレーキパイプを接続します。
パイプの接続場所を間違えないように注意が必要になります。
マスターシリンダーも装着して、ブレーキオイルを入れてエア抜きをします。




d0156040_15183028.jpg


今回も使わなくなった配線は見た目重視の処理をしておきました!(笑
外したユニットからカプラーだけを抜き取って、
防水処理をして使わないカプラーにハメておきます。
こうすることで元のブラケットに固定できるので、見た目がスマートです。
別にインシュロックでまとめておいても問題無いんですけどね。




d0156040_1522315.jpg


ブロアユニット等を元に戻せば完了です!
ユニットがコンパクトになっているので、かなりスッキリしましたね。




d0156040_15231329.jpg


比較写真です。
デカくてゴチャゴチャしていた前期型と、
スッキリとコンパクトな後期型とは歴然の差がありますね。
これで性能も段違いっていうんだから言うこと無しです!!

ABSの換装作業はこれで完了ですが、
今回は別の作業も依頼されました。


O2センサー交換! 

走行中にエンジン警告灯が点くことがあるそうで・・・
買ったお店に診てもらったところ、O2センサーが悪いとの診断だったそうなんです。
そこで今回一緒に作業することになりました。



d0156040_15282886.jpg


O2センサーの交換には通常こんな工具を使います。
工具にスリットが入っているのがわかりますよね。
O2センサーは先端からコードが出ているので、
このスリットの部分でそのコードを逃がしてやる必要があるんです。

当初この工具を使って外そうとしたんですが・・・
焼きついていて硬くて外れません。
かなり強い力をかけてもビクとも緩みません。

さらに力を掛けようとすると・・・
スリットの部分から工具が開いてきちゃうんです。
そうなると六角の部分をナメてしまう恐れがあります。
ナメちゃったらさらに外せなくなりますから・・・



d0156040_15351097.jpg


そこでコードをブチ切って、普通のボックスを使いました。
これなら工具が開くことはありませんので、しっかりと力を掛けることが出来ます。
今付いているセンサーは不要となりますので、コードを切ってもOKですから。

これはリアバンクの写真です。
狭くて工具の振り幅が無かったので、触媒とフロントパイプを外して作業しました。




d0156040_1539344.jpg


無事、交換完了!
もちろん取付け時には専用工具を使いましたよ。
新品センサーのコードを切るわけにはいきませんから。(笑




d0156040_1540298.jpg


フロントバンクも交換完了!
この後、触媒とフロントパイプを元に戻します。





d0156040_15421716.jpg


触媒部分のナットも新品に交換!
初期型のNSXでマフラー交換していない車輌は、
このナットがサビて外れないことがけっこうあるんです。

サビで痩せてしまって工具が掛からないんですよね。
六角のサイズが14mmなんですが、痩せているんでナメやすいんです。
あまりにも痩せてる場合は13mmのボックスを叩き込んで緩めたこともあります。
今回は無事に緩んだので、将来のために交換しておきました。


全ての作業が終わってお客さんに納車したのですが・・・
「エアコンが効かなくなってる!」とのご連絡が。
今回エアコン関係は触ってませんが、原因究明のため再度お預かり。

症状を確認したところ、
コンプレッサーもコンデンサーファンも廻っていません。
配線図とにらめっこしながら原因を探っていたら・・・

最初のほうでご紹介したリレーボックスがありましたよね。
あの中にコンプレッサーとコンデンサーファンのリレーがあるんです。
で、そのリレーを確認したら電源が来ていませんでした。
しかしヒューズは切れていないし・・・

同じリレーボックス内にブロアファンリレーもあるんですが、
こちらにはちゃんと電源が来ている。
そしてこのリレーは同じヒューズに繋がっているんです。



d0156040_15595332.jpg


リレーボックス内部の配線が怪しいと思って確認したらビンゴ!
おそらく以前のオーナーさんが、ここから何かの電源を取っていたんでしょうね。
ところがギボシのカシメが甘かったために抜けちゃったわけです。
ちゃんと抜け防止のカシメ方をしていないとこうなるんですよね。

今回の作業ではリレーボックスの取り外しはしていませんが、
ボディーに固定していたボルトを外して脇によけていたんです。
その時に配線が引っ張られて抜けちゃったんだと思います。
思わぬトラブルでしたが無事解決できて一安心!
もちろん二度と抜けないようにちゃんとカシメておきました。(笑


この度はお買上げありがとうございました。






d0156040_1912777.jpg


岡山県倉敷市の「田舎のタイヤ屋さん」です。(笑
軽トラのタイヤ交換1本から、オイル交換・インチアップ・カーナビなどをはじめ
ドレスアップやローダウンもおまかせください。
ハードなチューニングやエンジン・MTなどのオーバーホールもやってます。
車検・一般整備・鈑金修理・中古車販売もお気軽にご相談ください。
当店は進化剤のマイスター店です。
超進化剤NT-1、塗る進化剤ミスリル、冷却系進化剤ZOMAも取扱っています。

http://www.auto-r.com/index.html

by AutoReference | 2018-10-07 16:24 | NSX | Comments(0)

<< RECS施工!★レクサスLS4... リジカラ装着!★DE5FS デ... >>