イグニッションコイル交換!★アキュラNSX★フューエルポンプ交換&進化剤も!!

昨日の続きです!



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アキュラ NSX!

オーナーさんは古いクルマを買ったのは初めてということで、
怪しい部分は最初に対処しておきたいとのご要望です。

お預かりして他の作業でエンジンを掛けていたら、
ボボッ、ボボッ、っと不整脈のような症状が出ていました。

走行距離は少ないんですが、新車から30年近く経過していますし、
予防整備の意味も兼ねて点火系と燃料系をやっておくことになりました。


まずは点火系から・・・




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フロントバンクのコイルカバーを外したら・・・
緑矢印部 のパッキンが反対側に着いてました!(笑
本来は手で持ってる側に着いていなきゃいけないんですよね~。

NSXのエンジンはV6ですからヘッドカバーは斜めになっています。
パッキンは上側になるほうに装着して水の侵入を防ぐ役割りなんですよね。
ところが反対に着いていると水の侵入を許すだけでなく、
侵入した水がパッキンで堰き止められて抜けていかないんです。

この間違いはけっこうあるようなんです。
と言うのも、このカバー本体はフロントバンク用もリアバンク用も同じ物。
パッキンの着いてる向きが反対なだけなんです。
つまり以前にプラグ交換とかでカバーを脱着した時に、
フロントとリアを逆に装着しちゃったということですね。




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当然ながらリアバンクもパッキンは反対側になってました。
フロントバンクはガラスハッチの下になるのであまり水は掛からないのですが、
リアバンクはハッチを流れてきた水がヘッドカバーに垂れてくるんです。
写真に写ってる黒いスリットのあたりからですね。
そのためパッキンが反対側に着いているのは、非常~~にマズイ!




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タペットカバーには水が溜まってた形跡が・・・
緑矢印部 が白っぽく汚れています。
その上側はパッキンが当ってた部分なんで汚れていません。




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外したイグニッションコイルです。
リアバンクの物はフロントに比べてサビが多いですね。
やはりけっこう水が浸入していたのでこうなったんだと思います。
ただ、まだ末期症状ってわけではありませんでしたね。




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新品のイグニッションコイルです。
フロント用とリア用で品番が異なります。
でもどう見ても形状は同じなんですよね~。
FR・RR のプリントが違うぐらいで・・・

ただ、それだけで品番を変えるとも思えないし。
同じ物ならプリントしないで共通品番にしておけばいいわけですから・・・
もしかするとリア用は内部の防水処理が強化されているのかもしれませんね。

ホンダさんも水が掛かるのがわかっていたのなら、
最初から水が流れ込まない構造にすれば良かったのにね~。
社外品で例のスリット部分に装着して、
水が流れ込むのを防ぐ物が製品化されているぐらいですので。
流れ込まないようにするのがベストですもんね。




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フロント用とリア用では梱包も違います!(笑
片や箱入りと片やプチプチの袋入りになっています。
梱包まで変えてるってどんな意味があるんでしょうか???




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プラグは純正の白金プラグを使います。
純正を使うのには意味がありまして・・・




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左が純正で右がNGKのイリジウムプラグです。
イグニッションコイルは電流を流す端子がプラグの電極先端部分に接触しています。
イリジウムプラグのように先端部に穴が空いていると、
コイルの端子が穴にハマリこんじゃって接触不良となりここでスパークしてしまうんです。
それが繰り返されるとコイルの端子とプラグの電極が傷んじゃうんですよね。

ネジサイズの合ったボルトを入れてカットして穴を塞いでる人もいるようですが・・・
そこまでしなくても純正で白金プラグですからね。
エンジンチューン等で熱価の高いプラグが必要なら別ですけど。




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今回はコイルカバーも新品にしました。
新品はご親切に FR・RR とプリントしてくれてます。(笑
ホンダさんも装着ミスが多いことを認識しているんですかね?




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コイルカバーも新品にした理由はパッキンなんです。
左が元々装着されていたカバーですが、パッキンはスポンジです。
スポンジパッキンは超初期型(200台ぐらい)のみに使われていて、
早い段階でゴムのパッキンに変更されているんです。
防水の面からすればゴムのほうが効果があるでしょうからね。

ただカバー本体の形状が異なるので、
超初期型のカバーにゴムのパッキンは装着出来ないんです。
なのでカバーごとゴムパッキンの新品にしたわけなんですよね。




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ちゃんとパッキンが上側になるように装着します。(笑

これにて点火系作業は完了です。
お次は燃料系作業です。




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まずはフューエルタンクを外します。
フューエルポンプはタンク内蔵なので、タンクを外さないと交換できません。
これはNSXに限ったことじゃありませんけどね。
ただ、NSXのタンクを降ろすのはけっこう面倒です。
一般的な車輌だとボディーの下にぶら下がってるだけなので・・・




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下側が新品のフューエルポンプです。
目視ではポンプの傷み具合はわかりませんけどね。(笑
ストレーナーが茶色くなってるのはわかります。




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フューエルホースも交換しています。
こちらもタンクを降ろさないと交換出来ませんからね。




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タンクを車輌に戻します。
NSXのタンクは 赤矢印部 にあります。
エンジンルームと室内の間のスペースですね。
シートの背もたれの後方になります。




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フューエルストレーナーも交換しました。
まあ、ポンプを換える時にはセット交換が当たり前ですね。




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こちらもNSXの持病であるメインリレーも交換!
メインリレーがトラブってエンジンが掛からなくなる事例が多いんです。
なので予防整備では必須の交換部品ですね。




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最後の仕上げにエンジンに進化剤施工をしました!
当然ながら初めての施工になります。




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MTにも初めての施工となりました。
長く乗り続けるためにも進化剤施工は重要ですからね。


オーナーさんはタイベル交換&メンテナンスや、
クラッチ交換なども計画しているようです。
年式が年式ですのでメンテナンスは必要になってきます。
また、何なりとお申し付けください。

この度はご依頼ありがとうございました。




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岡山県倉敷市の「田舎のタイヤ屋さん」です。(笑
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by AutoReference | 2019-11-26 18:47 | NSX | Comments(0)

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